hokkori-uchiumi’s diary

東京都北区で子育てママ応援サロン「ほっこり~の」を起業・運営している代表内海のブログです。イベントやサロンの様子、日常生活のことを書いております。

ああ、娘の晴れ着

娘の成人式の着物を見に
いざ両国国技館へ・・・

グループ会社全体で
かなり大規模な展示会を実施するそうです。



高校2年生の頃から
振袖のDMが家に届くようになりました。
(現在大学2年生)


電話も結構かかってきて・・・

「すいません、まだ高校生なんですけど」と
応えると

「お母さん、いま、高校生の時から
予約するんですよ」とのこと。




えええーーーー



ずっとスルーし続けていましたが、
いよいよ来年の1月成人式に。



1回くらい行っておくかね??と
日曜日の午後、
ふたりで見に行ったのでした。




見たらやらないとね。



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そして、入り口にはこんなものまで・・・

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すごいねー
と、ひとりで喜んでいたら

「あの、お母さまですか???」と
尋ねられる・・・


遊び過ぎな母。



娘と分離させられて
アンケートを書きます。


身長、生年月日、大学名など(割引になる大学もあるらしい)。
へー、そうなんだ。。。


2000年生まれ、
ミレニアムベビーなのですが
平成でいうと何年か
すぐに思い出せないという。。。
悩みながら書いているうちに




娘は美容院さんたちの待ち受けるスペースへ


無料で髪を結ってくれるそうです。


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10席くらいあるのに
順番待ちという盛況っぷり。
すごいですね。



この間に母は
着物に40万円とタグがついていても
それはフルセット、撮影料込、当日の着付け込み、


もし、レンタルなら10万円引きくらい
と考えてください、など
お金の説明をされるのでした。


「何色がお嬢様はお好きですか?」

「え・・・」

「どういうのがお好みとかありますか?」

「んんん???」


ほ、本人に聞いてくださいーーー

普通親子ですり合わせしてから
来るのであろうか。。。汗


そして、今、来場している人は
ほとんど2年後に成人式を迎える人ばかり、

今度の1月なんて遅すぎる!!!
しかも今日初めてやってきた、というと
目を丸くして驚かれたのでした。


えー、本当にそうなんだーーー


ちなみに
ワタシは成人式、スーツでした。
親が入院していたり、
家がガタガタ大変な時期だったので
おめでたいことは
やれない雰囲気だったといいましょうかー


写真だけ
ひとりで撮りに行って
出来た写真を父母に見せて
ひっそり終えたのでした。


こんな陽の当たる場所に
親子で着物を見にこられるとは
幸せなことなのだろうなーと
ぼんやり回想。


「普通」の土台に乗れない人や
こぼれ落ちてしまっている人のために
なにかやりたい、という想いが
心のどこかにあるのは
関係あるのかもしれませんねー



もとい、
何年も前に着物を決めても
気が変わっちゃうんじゃないかしら。



青田刈り??
相当早くから囲い込む作戦なのかしらね。


そして次は、
100畳くらいのお部屋へ通されました。

どどーん、と
部屋のこっちからあっちまで
晴れ着がいっぱい。。。

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とりあえず、
この中から何着か持って
顔にあててみるのです。


「あら、素敵!!!いいね!!」と思って
娘に羽織わせて
値札を見たら

「70万円・・・・」


ぎょぎょぎょ。


ダメダメ・・・

脱いで、脱いで。





そして、
値段を見ながらセレクトします。

やはりちょっといいね、と思うと
40万円くらいでしょうか。
(レンタルで30万円)


実際に着て
帯なども試してみるのですが・・・


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帯や襟のところも
有料オプションから無料まで
さまざまな色やタイプがあり
選ぶのにも時間がかかります。



あ、これいらないです、
これもこっちの無料でいいです、など
母は脇で仕分け作業。
少しでも安く済ませたい!


本当に大変。


ひとつの試着に30分近くかかるのです。


だんだん疲れてきて
座敷ワラシのように
座り込んで
背後から眺めているだけになってきたワタシ。


2着目で

「もう、疲れた、どれでもいい」と娘まで・・・


「高いんだからちゃんと選んでよ」


思考回路が停止するふたり。


ワタシたちって
あまりこういう着るものに
頓着がないんだな、と
改めて思うのでした。
早く解放されたい・・・


皆さん、結構何着も
試着しておられましたけれども

本当に2着だけで、
これでいいね、
うん、いいよ、と・・・・決まりました。


気合がなさすぎる親子。



決まったところへ


襟元にやる白いフワフワも
オプションでブルーフォックスにすると
5000円UPだとか


草履とバックも
オプションだと8000円UPだとか・・

オプションの嵐!!!

うわーーーん
もう、全部無料のでお願いしますっ!!
懇願<(_ _)>


髪飾りが8000円・・・
こちらは衛生上、レンタルはないそうです。
なるほど、なるほど、なるほど。



省エネぎみでも30万円也。。。

そ、それでお願いいたします💦



会計場所もダイナミック。

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ここで
見積りなどを正式に書いてもらい
早い人はカード決済で
手続きしていました。


ふんわり見に来たつもりが
会計まで約3時間。


夫に一応値段など知らせます、と言って
慌てて電話をする。


とんとん拍子すぎて
高額の買い物をする感覚に欠けてしまいます。


「あ、もしもし??
30万円なんだけどレンタル頼んでもいい??」

「え?半分くらい、お金出してよ」

「わたし、やだよー、お金ないよー」

「勝手に働いているんだろ」

「・・・・・・・・」

勝手に働いている・・・


夫がやるなといった
起業を8年も続けている意味かと
思われますが




ヨノナカの人は
どういう割合で出しているのでしょうね。
ジジババから援助!
という人もいるのでしょうかねー




夫との小競り合いが済み、
手付金を入れるだけでもいいというので
とりあえず3万円だけ入れることに。



いろいろ
支払い方は相談できるようです。



内金を済ませると
様々なプレゼントが!!

飴とムチじゃありませんが、
ここからは「あげますよ天国」


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真珠のネックレスをプレゼント!


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粒は小さめですが
本真珠!



そして、浴衣もプレゼント!


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そして、なんと、
ディズニーのフリーパスも
1枚プレゼント!!
全額払うと2枚!!




こんなにプレゼントいらないから
2万円くらい引いてほしい。。。
という母の心の声。


娘に問いかける。


「ディズニー、ママと行こうよ!!」

「その選択肢はない(きっぱり)」


「・・・・・・・」

やっぱりね。。。


誰もワタシとディズニーに
行ってくれません。

夢の国に
ひとりデビューする日も近いかも?!



秋ごろに写真をスタジオで先撮り、
(そこに着物運んでくれるそうです)


自宅保管して
当日着付けしてもらうという
段取りらしい。。。


なるほどねーーーー




今日1日で200人くらいの
お嬢さんたちが来るらしい。



ひとり30万円コースとして
6千万円くらいの売り上げでしょうか。


4日間も開催しているから
売り上げどんだけーーーー
勝手に試算。



国技館を借りたり、
さまざまな人件費を差し引いても
デイズニーのチケットを巻いても
年に何度も開催していますからね、
すごい市場なのだろうな、
と感じたのでした。




皆さん、
来たら大体1回で決めるようです。


確かに、この疲れるのを
何回もしたいと思わないですね。



え?うちだけ?
みんな楽しいのかなー
ゲホゲホっ



娘が
すっかり大きくなってしまいました。



ワタシとしたら
この前産んだかのように
すべて覚えているというのに。


陣痛の痛さも、
対面した時のことも
おむつや授乳、
寝れないで疲弊していたことも


幼稚園や小学校で
お友達とうまく遊べない、とか
いじめられたとか言って
泣かされて帰ってきたことも


学校さぼったり、
超反抗的でいちいち口答えしてきた
中高生時代も・・・



鮮明に思い出せるというのに
すっかり大人みたい。
早いものです。




こちらを読んでいる皆さんには、
まだまだ遠い未来かもしれませんが・・・



毎日、もっと娘に
優しくすれば良かったと
後悔もしつつ・・・
(心の余裕がなくて、厳しくしてしまったかも)


この会場に来ている
母たちはみんなそんな気分なのかなーと
想いを馳せたのでした。



息子に「晴れ着見てきたんだー」というと

「え?ハレノヒ??」と
秒で瞬殺で言ってきました。

禁句&絶句




ブラックなことや
くだらないことを言うときの
頭の回転は
タダ者ではありません。

勉強にひとつも
生かされていないのが残念な限りです。


というわけで


以上、両国国技館から
成人式晴れ着レンタルのレポートでした<(_ _)>