hokkori-uchiumi’s diary

東京都北区で子育てママ応援サロン「ほっこり~の」を起業・運営している代表内海のブログです。イベントやサロンの様子、日常生活のことを書いております。

ああ、花火大会



今年の花火大会
行かれませんでした・・・・


2012年開始以来、
毎年休みなく現地鑑賞。
ずっと楽しみにしていたというのに。。。
オーマイガっ



事の始まりは、
中学1年息子の中間試験が10月初旬からでして、
当日は試験1週間前を切っておりました。


ま、それでもワタシはひとりで
見る気満々だったのですが・・・



朝は、
お客様でもありサポータースタッフでもある
助産師ママさんたちが
ほっこり~の十条で
「弦楽4重奏のコンサートとトーク会」を
企画してくださいました。

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妊娠期から地域のつながりを作ることは大切!

産後リアルを知っていた方が良い!
産後うつ予防にもつながる、
新米パパママとの交流もしていただきたい!
という趣旨でした。


おお~、素晴らしい音色。
ほっこり~のが優雅なサロンに♪


やはり生音楽すてきだなあ~




それから、昼ごろ、
赤羽中央商店街のまんがコンテストに
メンバーのお子様が入賞。


その表彰式があるというので雨の中
自転車で駆け付けたのでした。

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商店街の活性化プロジェクト。
某大学学生さんと中小企業診断士でもある先生で
手掛ているそうです!


多くの人々が
ご来場されていましたね。


表彰を見届けてから
志茂店にプロジェクターを届けるという
ミッションも。

じゃーん!
買っちゃいましたよ。
2台目。
イメージ 3


今まで1台のプロジェクターを
十条と志茂で
使いまわしていましたが、
毎度、「どっちにあるっけ?」問題が持ち上がっていましたので
いよいよ追加購入したのでした。


あいにくの雨・・・
家電を運ぶには・・・なんて日だっ!


使用前に濡らすわけにはいかないので
ビニール(45リットルゴミ袋)を2重にして
自転車で走っておりました。


ミッション ポッシブル バイ バイシクル FOR 志茂。
<自分は濡れてもブツを濡らすな作戦>

チャ、チャ、チャ!チャ~ラっ
チャ、チャ、チャ、チャ~ラン


トムクルーズのあの音楽が
頭の中に響きます。

あー、こういう時に
車を運転出来たらなーと。

27年間ペーパードライバーの
わが身がうらめしい~


と、思いつつ、
無事に届け終わったのでした。ほっ。


そして、まだ14時過ぎ、花火大会会場へ・・・


あいにくの雨もようで
人もまばら。

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屋台にて豚串を頬張るワタシ。
これは、打ち上げ前の軽いジャブ。
そう、昼間からマルシェを開催しているのです。


打ち上げは19時。
その時には、あれも買おう、これも買おう、
頭の中で下準備。
美味しそうだよ~
(ジュルル←よだれの音)



息子、家で試験勉強中。
大学生娘は、近所の仲良し同級生(女の子)と
一緒に見るらしい。
夫は仕事・・・


そう、最近、ワタシは
絶賛おひとり~のなのです。



家族の誰も
ワタシと一緒に過ごしたいと思わないらしい。
みんな自分のペースで生活しているのです。

ちょっと前では考えられない
嬉しいような、
寂しいような状況になっているのでした。


時間があったので
赤羽岩淵のカフェへ。

こちらは春にOPENした店なのですが、
とても素敵


ラテアートに癒されました。

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まだ時間があったので
志茂店へ行き事務作業などをして・・・



お、よし、あと1時間で打ち上げだ!
いよいよカウントダウン!!
いえーい!!
もう一回土手に行くか~



と思ったその時、

「ママ~、何時に帰ってくるの?」という息子からの電話。

「花火見れば20時半、見なければいますぐ・・・」

「ふーん。」

寂しい?早く帰ってきてほしい?」

「別にそんなんじゃないけれども・・・」
と黙る息子。



ふと我に返る。



息子も花火を見たかっただろうか。
見たいに違いない。


自分だけ朝から浮かれポンチで
悪い母なのではないだろうか?


急に悪い母親な気がしてきました。
(普通の親なら最初からそう思う?!)


「じゃ、いまから、夕飯買って帰る・・・」
「うん、分かったー」


人の波に逆流して自転車を走らせます。


途中のダイエーでお弁当を買って
びゅんびゅん走ります。


イベンターのはしくれとして
これだけの大規模なイベント、
本当に大変だろうな、と
しかも雨も降っていろいろ気をもんで
いらっしゃるのではないかしら、と
運営側に想いを馳せるのでした。


そう、皆さん、頑張ってーーー
グッドラック~~~~


自転車こぐこと約15分、自宅につきました。


ごはん食べ終わったら
19時・・・打ち上げの時間です。


「さあ、勉強やろうか!」

「ええー、休憩、休憩」
といってテレビを見ながら横になる息子。



「おい!!コラ!!」



ワタシは1トーン低い声で語り掛けます。



「あのね・・・

○○くんの試験勉強のために
ママは花火大会を見ないで
帰ってきたんだよ。



チケットも持っていたし、
見る権利があったのに
わざわざ帰ってきたんだよ。」


ただなららぬ気配を感じたのか
いつもあーたこーだ言う息子が

「分かったよ」

と言って
素直に教科書を持ってダイニングに座ったのでした。


「よし、じゃあ、歴史からやろう。
ママの問いに答えてください」


ドーーーーーーン (花火の音)
あ!始まった!!

「低温で焼かれたため黒褐色の
縄目の文様がついた土器は?」


ド――――――――ン(花火の音)


「・・・・・・・」

「ヒント・・・じょ、がつく!」


「あ、縄文土器か」

「正解!」


ド―――――――――ン(花火の音)


ああ・・・思ったより花火の音がよく聞こえます。
結構離れているというのに・・・



「こんなに聞こえるんだね、見えるのかね??」
モゾモゾ。



「見えるのかな??」
モゾモゾ。


どちらからともなく言い出して、
あちこちの家の窓から
本当に見えないのかチェック。



見えないと思っていたけれども・・・


やはり見えませんでした。


気を落ち着けて仕切り直し。


そうよ、集中するのよ、ワタシたちったら!




「では、問題です。邪馬台国の女王の名前は・・・・??」
ド――――――――ン(花火の音)
ド――――――――ン(花火の音)



「ひみこ」

「漢字で書ける?」

「書けない・・・・」


そんなやりとりが繰り返されました。



ドーン
パーン
シャラシャラシャラ~~~

中盤になってきたのか
音がきらびやかになってきました。



卑弥呼のことについて書いてあった書物は??」

ドーン
パーン

ドーン


「なんとか伝」

「なんとかじゃなくて・・・ぎ、ぎ、ぎ、が付く!!」


ドーン
パーン

ドーン



ああ、もう花火が気になって仕方ありません。


魏志倭人伝でしょーーー

ドーンパーン
シャラシャラシャラ~~~
バンバンバンバン
ドーンパーンドーンパーン

クライマックスなのか鳴りやみません!


これはきっと、今年の目玉
エレファントカシマシとのコラボという
フィナーレ部分に違いない。

最後に枝垂桜のように
頭上に降り注いでくる感じに違いない!!

聖徳太子が制定した家柄に囚われず
能力で冠の色で地位を区別する法律は・・・??」


「ええと、ええと・・・・かんむり・・・かんむり・・・」

「冠位十二階だよーーー」


ドーンパーン
バンバンバンバン
ドーンパーンドーンパーン
シャラシャラシャラ~~~


そして、静寂。


終わった・・・


合掌。


チーン。




うなだれるワタシに

「ねえ、ママー

来年はさ、志茂で勉強しようか。

そしたら、ボクが店で勉強して

ママは屋上で花火見られるじゃん」


「・・・・・・・・・・」




反抗期の息子に慰められるとは。。。
よほど悲壮感がただよっていたのでしょうか。


息子の不出来と(ほぼウル覚え)
花火を見れなかった心労が重なったのか
一気に疲れが。。。



しかし、ワタシの花火大会は
まだ終わらなかったのでした。


友人と観にいった娘が
帰ってきません!!


一度、夜10時頃電話したら
ファミレスでご飯食べている、ということでしたが、
その後は、まったく電話に出ず・・・


帰宅が夜中の12時半。。。

こんなに遅いのは初めてです。

「この不良娘ーーーー!!!
門限は23時だーーー」




23時なんて昭和の考えだ、
ママの頃とは時代が違うなど
いろいろ文句を言ってきました。
そんな家は今どきない、と。



しまいには、
せっかくいい気分で帰ってきたのに
ママのせいで不愉快になったと
悪態をついて自室に去っていく娘・・・


元気だったら呼び止めて
もう少しオカンムリになるところですが、
そのパワーなく・・・



あー、疲れる~
いつになっても
子育ては違う悩みがありますね・・・

2012年の花火会開始の頃、
娘は12歳、
息子は8歳でした。



族みんなで夜空を眺めたころが
懐かしい~
遠い目・・・
という今年の花火大会でした<(_ _)>
ではでは。